プロパンガスの料金を節約できるから、プロパンガス会社を変えないか、と勧誘されたことはありませんか。プロパンガスの契約を変更するときは以下のことに注意しましょう。
プロパンガスの料金を公共料金だと思っているかたが意外と多いようです。プロパンガスの料金は公共料金ではなく、灯油やガソリンと同じ自由料金です。ですから、販売会社や地域によって料金が違います。そのため、業者同士で価格競争が起きます。
プロパンガスの料金の仕組みとしては、プロパンガスの使用量に関係なく支払う基本料金と、プロパンガスの使用量に応じて支払う従量料金の二つで構成されています。この仕組みは、ほとんどのプロパンガス料金で採用されていますが、業者の中には、設備利用料などを基本料金や従量料金とは別途に徴収する所もあるようです。 それぞれのプロパンガス業者が、「うちは基本料金がいくら安い」とか、「供給設備の買い取り代金はうちが負担する」などと言って、安さを強調して勧誘してきます。
プロパンガスの契約をするときに、プロパンガスの販売店は、料金システムと設備の所有権などを書面で理解しやすく説明されたものを交付するよう、法律で決まっています。
また、プロパンガスの契約解除の申請を受けた販売店は、原則として1週間以内にその販売店が所有する供給設備を撤去するよう、法律で決まっています。そのほかに、業界団体の自主ルールとして、店頭に料金表を備えて、問い合わせに対してその料金表に準じて説明することになっています。
プロパンガスの販売店を変更する場合は、説明書や契約書の内容をよく確認してから行ってください。また、旧販売店に対しての解約の申請は、契約者が直接行ってください。新しい販売店が設備などを撤去してしまうと、旧販売店から予想外の支払い請求を受けることがありますので、必ず旧販売店に撤去の申請をしましょう。
プロパンガスの料金を今より節約できる、という販売員の言葉にまどわされず、自分自身でしっかりと料金とその内容を確認しましょう。具体的には、以下の内容に注意してください。
@ 勧誘時の口約束では、あとで争いのもとになります。契約時にきちんと書面で確約してもらいましょう。
A 契約後になんらかの理由をつけて値上げされないように、契約時に一定の期間値上げしないという内容を契約書に書いてもらいましょう。
B 契約する時に、解約するときの費用負担があるかどうか、あるならいくらかを確認しましょう。
C 少しでも迷ったり、納得がいかなければ、その場ですぐに契約せずに、家族に相談したり、近くの消費生活に関する相談窓口で相談してみましょう。